yuta’s own pace

自分でもリハビリっぽいことをしよう&してあげよう!

腰痛

こんにちわ!yuta です。

 

発熱によって腰痛に苦しんでいます。

そこでふと思い出したので書いてみようと思います。

僕は小学生の時からバスケットボール部に所属してきました。高校で挫折し途中でやめましたが、大学から再びスタート。その高校時代以外は全部キャプテンを務めていました。まあ大学のバスケと言ってもサークルで、初心者も含めて楽しくバスケをしていました。同大学内に部活のバスケも存在しており、大会期間中だけ助っ人として参加していました(ちょっと上手かったからな)。

さて、ある日のサークル練習中です。バスケでは基本の動きである、Vカット(名前は様々だと思われるが、フリーになるために急激に踏ん張って運動方向を変えること)という動きをした際に、急に足に力が入らなくなりました。そう、いわゆる「ぎっくり腰」です。

歩くことはおろか、1人で立つことができなくなったので、嫌々入院です。1週間くらいでなんとか伝い歩きができるくらいになり、1ヵ月くらいはカチカチのコルセットを24時間つけての生活でした。角があたるのが痛くて、コルセットを縁取るようにあざができていました。で、外していい許可がでてさっそく外してみると、、、立っているのが怖いんです。わかりにくいと思うけど、コルセットがあった場所だけなくなって、背中の途中から肩、頭が宙に浮いている感じ。伐採中の大木が今にも倒れそうな感じといったほうがわかりやすいかも。

この恐怖感はすぐ無くなり、しばらくは腰に負担がかからないように以下のようなことに注意しながら生活していました。

1. 朝起きるときには、すぐにからだを起こさず、布団の中で横になり腰を丸めた姿勢をとります(胎児のような姿勢)。こうすることで、椎骨の間が開き、周辺の筋肉なども伸ばすことができます。

2. 顔を洗うときは、腰だけを倒すのでなく、ひざも少し曲げます。これだけで腰にかかる負担がかなり軽減されます。

3. 床から物を拾ったり、物を持ち上げるときにも、必ずひざを曲げるくせをつけるようにします。

4. いすに座る場合は、背当てに腰が付くまで深く腰かけるようにします。1時間に一度は立ち上がり、軽い屈伸運動(ひざを少し曲げる程度)で腰部の血流をよくすることを心がけましょう。

でもね、痛みが引いたら忘れてしまうんですよね。そしてぎっくりしてから思い出すんです。

社会人となり理学療法士としての仕事をスタートして何年か経ったとき、久々に来たんです。ぎっくりが。しかも、患者さんを抱えている状態で。その時は冷や汗レベルではない汗が吹き出し、(そう吹き出すっていう表現が最適かもしれない)患者さんの横で絶叫しそうなのを必死で堪えて何とかベッドに座らすことができました。それから、足先の痺れは持続し、歩いていても時々つまづくようになっていました。

レントゲン上では異常は無しって言われましたが、もうヘルニアしかないと自分で診察していたので、MRIを撮ってもらい、案の定きれいな椎間板ヘルニアになっていました。

このままでは仕事復帰できなかったのでいろいろなコルセットを試しました。小さいもの、大きいもの、バンドが1本のもの2本のもの。

もしみなさんのなかで腰痛に悩んでいる人がいれば、まずはコルセットをおすすめします。なぜトレーニング先にすすめないかというと、腰の中心にある大事な筋肉は簡単には鍛えられないからです。長年のその大事な筋肉が使えていないとその筋肉は脂肪に変わっていってしまいます。もしそうなったら、専門家の指導の下コツコツトレーニングをしないとダメなんです。ですから、応急処置として1個は持っていたほうがいいと思います。

別の機会に、腰痛とは何かをもっとわかりやすく解説しようと思います。また、その際にでもコルセットの選び方なんかも説明しますね。